インフレ・物価上昇で、ついに「貯金するとお金が減る」が常識に!

お金

これまでに、メルマガで「貯金するとお金が減ってしまう」ことを何度もお伝えしてきました。

アメリカではインフレで大変なことになっていましたが、その波も日本に来ました。

長期間のデフレだった日本においても、やっと「貯金するとお金が減ってしまう」ことに気付き始めたのではないでしょうか。

何もしないとお金は減っていく

毎月の給料は、銀行の預金口座に入ってきます。

そのため、何もしないでお金を預けておいたままにしておくと、お金は減っていってしまいます。

なぜ減ってしまうのか、その理由についてお伝えしていきます。

1000万円貯金しても利息100円

普通預金の金利は、0.001%になっています。

100万円を銀行に預けておいたとすると、1年で10円の利息にしかなりません。

同じように、1000万円でも100円の利息です。

でも、約20%の税金がかかってしまいますので、実際は80円にしかなりません。

ATMを利用するとマイナスに

手持ちの現金がなくなってしまった場合はどうしていますか?

銀行のATMやコンビニを利用する方も少なくないかもしれません。

ただ、銀行の営業時間外にATMを利用してしまうと、手数料として108円かかってしまいます。

コンビニのATMだと、手数料として216円かかってしまうのが一般的です。

そのため、1000万円を貯金していたとしても、年間収支はマイナスになってしまいます。

お金が倍になる「72の法則」

よく小学生の頃に「貯金しておきなさい」とか言われた記憶はありませんか?

日本にも金利の高かった時代があって、定期預金だと金利6%を超えるのも珍しくはなかったのです。

金利6%がどのくらい凄いかと言うと、12年でお金が倍になってしまうんです。

これは、「72の法則」というものを使うとカンタンです。

72÷6(%)=12(年)

それでは、今の普通預金だとお金が倍なるのは何年かかってしまうのでしょうか?

なんと、7万2000年もかかってしまいます(笑)

72の法則、便利ですので、覚えておいて損はないです。

インフレ・物価上昇でさらにお金は減っていく

日経新聞より抜粋 https://www.nikkei.com/

お金が減ってしまうのは「貯金」だけではありません。

タンス預金にしても、何もしないとお金は減ってしまいます。

日本政府は、年2%のインフレを目標としていますが、これは何を意味するのでしょうか?

カンタンに言うと、毎年お金の価値が2%減っていきますということです。

なので、お金を減らさないためには、2%以上でお金を増やしていく必要があります。

何もしないとお金は減ってしまうというのは、こういう理由からです。

貯蓄型の保険もお金が減ります

ちゃんと教育資金、老後資金は「保険」で貯蓄しているから大丈夫と思っている方、いませんか?

何もしないとお金は減ってしまいますが、保険で貯蓄している場合もお金は減ってしまいます。

例えば、学資保険、個人年金保険などです。

たしかに、貯蓄型の保険でお金を増やすことは可能ですが、保険の場合はインフレ、物価上昇ほどお金は増えないということを知っていますか。

これをインフレリスクと言います。

なぜなら、保険会社の利益、販売する銀行、FPなどの手数料が保険料から差し引かれたりするからです。

そもそも、貯蓄型保険の運用商品は利回りが高くありません。

まとめ

貯金したらお金は減る、何もしないとお金は減る、将来を考えて保険で貯蓄してもお金は減る・・・。

では一体どうしたらお金は増えるのでしょうか。

その答えは、「リスク」を取ることです。

リスクを取って、資産形成をしていけばお金は増えていきます。

このとき、注意しなければならいないのは、「リスクの取り方」です。

それぞれ収入、支出が違ったり、保有資産も人それぞれ違うので、リスクの取り方もそれぞれ違ってきます。

これから資産形成を始めたいという初心者向けのセミナーがありますので、こちらのスタートアップ講座がおすすめです。