全世界株式オールカントリーで資産形成、でもロシアに投資したくない

資産形成

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で積立投資をして資産形成をしている人から、「ロシアには投資したくない」と相談がありました。

全世界株式で分散投資をスタートしたものの、投資対象にロシアが含まれていることを知って、どうしたらいいのかという相談です。

さすがに、最近のウクライナ情勢からすると、ロシアに投資したくないと思ってしまう人も少なくないと思います。

そこで、eMAXIS Slim 全世界株式について、投資運用会社の三菱UFJ国際投信からのお知らせがありましたので、ご紹介したいと思います。

ロシア株式の保有比率について

eMAXIS Slim 全世界株式において、ロシア株式の保有はどのくらいか交付目論見書を見てみると、「その他4.6%」の中にロシア株式が含まれていることが分かります。

でも、それだけでは明確な保有比率は分かりません。

出所:交付目論見書より抜粋 httpswww.am.mufg.jppdfkoumokuromi253425253425_20220228.pdf

そこで、2022年3月3日付で投資運用会社の三菱UFJ国際投信から発表されたロシア株式の保有比率(2022年2月28日現在)を見てみます。

出所:三菱UFJ国際投信(株)のお知らせより抜粋 httpswww.am.mufg.jptextoshirase_220303.pdf.pdf

すると、ロシア株式の保有比率は「0.2%」だったことが分かります。

想定していたよりも比率が低かったので、これ自体による影響はそこまで大きくないと思われます。

それでもロシアに投資したくない

ただ、そうは言っても、この状況だとロシアに投資したくないというのも、もちろんだと思います。

全世界株式ではなく、先進国株式に移行した方がいいのかなという意見もありますが、「ロシア株式の保有比率」に続いて、投資運用会社の三菱UFJ国際投信から「ロシア株式の除外」について、2022年3月8日付でお知らせがありました。

ロシア株式は除外される

出所:三菱UFJ国際投信(株)のお知らせより抜粋 httpswww.am.mufg.jptextoshirase_220308.pdf.pdf

これを見ると、全世界株式(オールカントリー)からロシア株式は除外されるとのことですので、引き続き積立投資を継続する方向で良いのかなと個人的には考えています。

でも、ウクライナ情勢が全世界に与える経済的影響は図り知れないので、一日も早い平和を心から望んでいます。

そして、そのために何が出来るのかをずっと考えていきたいですね。