50代だからといって、資産形成をあきらめてしまっていませんか?
老後資金を準備するのに、個人年金保険などの貯蓄型保険が最適だと思っていませんか?
そんな50代の方のために、2024年からスタートする新NISAを活用して、老後資金3000万円を作る方法をお伝えします。
50代でも新NISAで老後資産3000万円
現在、50歳の場合、65歳までに3000万円を貯めようと思うと、月々約17万円を積み立てていく必要があります。
- 17万円×12か月×15年=3060万円
全く不可能ではないとしても、他に住宅ローンの返済や教育費の支払いなどがかさんでくると、ちょっと難しいかもしれませんね。
でも、17万円は無理だとしても、10万円だったらどうでしょうか。
- 10万円×12か月×15年=1800万円
貯金だと金利が余りにも低いため、お金が増えるスピードを上げるため、新NISAを活用して資産形成していきます。
すると、こうなります。
毎月10万円の積み立てでも、新NISAを活用して資産形成していけば、老後資金3000万円も可能になります。
新NISAは、2024年からスタートしますが、現状のつみたてNISAでは、年間40万円が上限となっているので、毎月3万3300円までしか積み立てることが出来ません。
新NISAなら毎月10万円まで積立可能(つみたて投資枠)
現行のNISAは、つみたてNISAと一般NISAのどちらかしか選択することができません。
これに対して、2024年からスタートする新NISAは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があって、その両方を併用することができます。
新NISAの「つみたて投資枠」では年間120万円が上限となっているので、毎月10万円を積み立てることができます。
成長投資枠なら毎月20万円まで積立可能
さらに、新NISAの「成長投資枠」では年間240万円が上限となっているので、毎月20万円を積み立てることができます。
そのため、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を併用すると、毎月30万円まで積み立てをすることが出来てしまいます。
ただし、最大投資上限が1800万円となっています。
成長投資枠としては、上限が1200万円となっています。
非課税期間は「無期限」
非課税期間については、現行のNISAのうち、つみたてNISAは20年間、一般NISAは5年間となっていました。
それが、新NISAでは、「無期限」になります。
なんとも凄いことですね、活用しなければ損と言えます。
まとめ
新NISAは、投資上限額も大きくなって、幅広い年齢層の資産形成を可能にしてくれそうです。
簡単にまとめると、こんな感じです。
- 新NISAでは、毎月10万円の積み立てが可能になる(15年間で上限1800万円)
- 新NISAでは、最大毎月30万円の積み立ても出来る(5年間で上限1800万円)
- 新NISAを活用して資産形成をすることで50代でも老後3000万円は可能
- 50代だからといって、あきらめずに今すぐ資産形成をスタートすることが大事