経済的自由を手に入れる方法
自分が働く時間をゼロにする、完全にゼロにしなくても、現時点よりも少なくすることで自由となる時間が増やせます。
つまり、労働収入に頼らなくても生活できるようにすればいいということになりますよね。
自分だけが働くのではなく、お金にも働いてもらうことでこれが可能になってきます。
具体的な例としては、株式の配当金や不動産収入等がありますが、どのような方法が適しているかは、その人によって異なってきます。
私が実際に行っている方法
私は、別にFIREをするつもりはありませんが、少しでも経済的自由を手に入れるために行っている方法がこちらです。
株式の譲渡や配当金を活用しています。
株式投資は、2つの収益が見込めます。
1つは、キャピタルゲインです。簡単に言うと、売却による利益です。
もう1つは、インカムゲインで、配当金による収益です。
株式は、「売ってよし、持ってよし」収益を上げることが可能になります。
上記は、今年1月から10月までにお金に働いてもらった結果です。言うなら、「お金」の給与明細ですね(笑)
譲渡損益額がキャピタルゲインで、259万円、配当等課税対象額がインカムゲインで134万円。
合計すると、393万円。
これが、お金に働いてもらった年収となります。
今年もあともう少しで終わってしまいますが、もう少し働いてもらおうと思っています(笑)
お金に働いてもらうと楽になる
例えば、年収1000万円を目指すとなると、それなりに大変になってくると思います。
でも、自分だけでなく、お金にも働いてもらうことで、年収1000万円のハードルは低くなってきます。お金が働いてくれて年間400万円を稼いでくれるとなれば、自分は残りの600万円を稼げばいいってことになりますよね。
夫婦二人で働くとダブルインカム、夫婦二人だけでなく「お金」も働くとトリプルインカムになります。
さらに、コスパがいいのです。
何かというと、労働収入は働いて稼げば稼ぐほど税金が高くなって手元に残らないのですが、資産収入はお金がいくら稼いでも税金は一定なんです。
人生ゲームにおいて、このルールは絶対に知っておいた方がいいです。
逆に、このルールを知らないと・・・どうなるか・・・その結果は簡単ですよね。
スポーツにしても、ルール知らないと勝てるわけがありません。
話はそれてしまいますが、スポーツで勝てなくなってくると、どうするか分かりますか?
ルールを変えるのです(笑)
これって、実際にありますよ。
例えば、柔道。日本人に勝てないから、ルールを変更する。
すみません、話を戻して、経済的自由を手に入れるための手順を説明していきますね。
経済的自由を手に入れるための手順
多くの人がそのやり方に興味はあると思います。
でも、その多くは投資のやり方を知りたいとか、何をやったらいいとか、それに尽きてしまう傾向が強いのではないでしょうか。
確かに、投資のやり方も大切ですが、それよりもまずは自分の状況を把握しておく必要があります。
経済的自由を手に入れるためには、いくつか手順を踏んでいく必要がありますので、一つずつ説明していきますね。
- 手順1生活費を把握すること
現在の生活をしていくのに1年で大体どれくらいの生活費が必要なのかを把握しておく。
- 手順2経済的自由の度合いを決める
お金に働いてもらう割合を決めておく。例えば、50%とか。
- 手順3経済的自由の度合いに基づいた生活費を計算する
手順1の生活費が200万円で、手順2の度合いが50%とすると、200万円×50%=100万円
- 手順4ひと月あたりの金額を計算する
手順3で求めた金額から、ひと月あたりの金額を計算する。100万円÷12か月=8万4000円 。
- 手順5達成できそうな方法を検討する
手順3、4の金額を達成できそうな資産収入を考えてみる 。
例えば、
・年100万円なら、株式で配当収入とか
・月8万4000円なら、不動産の家賃収入とか
- 手順6資金準備の計画を立てる
手順5で考えた資産収入をさらに具体的にして、それに必要となる資金を準備する計画を立てる
例えば、
・株式なら年5~6%の配当として2000万円が必要とか
・家賃収入なら3000万円が必要で住宅ローンが可能かなど
- 手順7実行する
手順6までのプロセスが十分であれば、あとは実行するのみ。もし、手順6の計画が難しいようなら、【手順2】に戻って再検討する。
別にFIREを目指さなくてもいい
知らない人のために、「FIRE」について触れておきますね。
FIREは、最近話題になっている早期リタイアのことです。
「Financial Independence, Retire Early」の頭文字から「FIRE」になっています。
直訳すると「経済的自立と早期リタイア」という意味です。
ところで、経済的自由を手に入れるのに、FIREを目指さなくてもいいというのは一見、矛盾しているように思えますよね。
でも、経済的自由を手に入れても、働いたっていいわけです。
というよりも、働くことをやめてはいけないということをお伝えしたいです。
なぜなら、何もしないで生きていくことの方が大変だからです(笑)
あと、働くことでリスク分散にもなります。万一、お金が働けなくなってしまうこともあるかもしれないからです。
経済的自由を手に入れるメリット
- 万一、働けなくなって労働収入がゼロになっても資産収入があるから大丈夫(保険的要素)
- 今後減っていくであろう年金の補填にもなる(年金的要素)
- 時間に余裕を持てることでゆとりある人生を過ごせる(時間的要素)
労働収入だけじゃなく、資産収入はあったほうがいい理由
別にFIREを目指さなくても、別に経済的自由を手に入れようとしなくても全く問題はありません。
ですが、それでも資産収入はあった方がいいです。
なぜなら、 労働収入よりも資産収入の方が効率がいい、つまり、お金に働いもらう方が時給が高いからです。
フランスの経済学者トマ・ピケティさんが「21世紀の資本」でこう言っています。
資本収益率 r > 経済成長率 g
資産r(投資)によって得られる富は、労働g(給料)によって得られる富よりも大きく、格差はより拡大していくと。
つまり、「あなた」が働くことによって得られる利益よりも、「お金」が働くことによって得られる利益の方が大きいと言えるので、資産収入はあった方がいいのです。
まとめ
必ずしも早期リタイアを目標としなくても、ちょっとずつ経済的自由を手に入れることで、ゆとりある人生、ゆとりある老後を過ごすことができます。
まずは、現在の生活費を把握することから始めてみてはいかがでしょうか。
意外にも、あなたが経済的自由を手に入れるのを邪魔しているものが見つかるかもしれません。