超低金利の時代となった今、預金でお金を増やすのは難しいですよね。
100万円を預金しても一年で10円の利息しか付かない時代です。
ところで、皆さんは買い物をする際に「現金」で支払いますか、それとも「現金以外」で支払いますか?
「同じ物を買うなら少しでも安く買いたい」という方が多いと思いますが、「同じ物を買うなら少しでもお金を増やせたらいい」と思いませんか?
「買い物するのに、お金を増やすって・・・」と思われた方は、どうぞ続きを!
消費からお金を生み出す
買い物とかしてお金を使うことを「消費」といいますよね。
消費からお金を生み出すなんて・・・と思われるかもしれませんが、それは「現金」で支払いをすることが多い方だと思います。
答えはカンタンで、「クレジットカード」で支払いをすればいいということです。
ということで話は終わってしまいますので、一体どのくらいのお金を生み出すことができるのかを考えてみたいと思います。
私は常にクレジットカードで支払うことを意識しながら買い物をしています。
ところで、超低金利の時代ですが、銀行預金の金利ってご存知ですか?
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0.001%です。
100万円を預金して10円の利息ということは冒頭でもお伝えしましたね。
クレジットカードを利用することで、超低金利の1000倍となる1%の「ポイント」というお金が生み出されます。私の場合はちょっと工夫をしていますので、6.5%のポイントが付きますので、6500倍です。
さらに、工夫してクレジットカードを意識して利用すると、10%になったります。
そんなに買い物しないから、ポイントなんてたかが知れていると思ってしまったら、その時点で損していることになります。
お金が減ってないから損していない、元本割れしていないから損していないという考えではなく、お金が増えて当たり前なのに増えないというの損をしていると考えるべきだと思います。
それでは、そんなに買い物ってしないのでしょうか、個人消費は小さいでしょうか。
その辺を見ていきたいと思います。
年間の消費金額ってどのくらい?
総世帯でいくと、消費支出の月平均額が、24万9704円となっています。
年間にすると、299万6448円にもなりますね。
①食料、②その他、③交通・通信、④教養娯楽、⑤光熱・水道の順で支出額が大きくなっています。
この支払を「クレジットカード」で支払ったらどうでしょう。
もちろん、家賃などクレジットカードが利用できない場合もあります。
意外にも、国民年金はクレジットカードが利用できたりします。
年間20万円近くになりますので、大きいですね。
生命保険の保険料も、クレジットカードで支払うのがいいです。
年間の消費について、全部をクレジットカードで支払うのは無理がありますが、その7割でもクレジットカードで支払うように意識するだけで、かなり違ってくると思います。
年間の消費額を約300万円とすると、7割で210万円にもなります。
その1%に相当するポイントは、2万1000円です。
もちろん、消費の仕方、クレジットカードの利用方法をさらに工夫すれば、カンタンに5%、10%も可能となるわけです。
超低金利の時代は、お金の使い方を考え、学ぶ時代なのかもしれません。
クレジットカードの落とし穴
クレジットカードを利用するメリットは先ほどのとおりですが、必ず「一括払い」にしてください。
利用金額の引落し日の一週間前くらいになると、クレジットカード会社から案内がきます。
それは、「お支払い内容の変更のご案内」というタイトルが多いです。
要は、一括払いは大変かと思いますので、「分割払い」や「リボ払い」にされてはいかがですか、ということです。
「分割払い」や「リボ払い」はやめましょう!
なぜなら、ポイントどころではない金利や手数料が高くつくからです。
「分割払い」や「リボ払い」は借金と同じです。
なので、返済のための金利が付きますが、15%にもなります。
(金利や手数料は、カードの種類、カード会社によって異なります)
仮に、10万円の買い物をして、月5000円のリボ払い(リボルビング払い)、年率15%でシミュレーションをしてみると、返済総額は11万5782円にもなってしまいます。
私は法律事務所時代に自己破産の案件も担当していましたが、住宅ローンよりもカードローンによる破産者の方が多かったです。
クレジットカードを利用するデメリットは、後払いになってしまい、買い物をしたことを忘れてしまうことです。
今はお金がないけども買い物をしたいという考えでクレジットカードを利用することは避けるようにしましょう。
あくまでも、普段の消費として生活に必要な範囲で、賢くクレジットカードを利用しましょう。
逆に、クレジットカードに利用されてしまうと、自己破産に一歩近づいてしまいます。
包丁やハサミなどの刃物と同じですね、便利なものですが、使い方を間違えるとケガをしてしまいますので、クレジットカードを賢く利用してお金を増やしていきましょう。